2017年01月 一覧

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道を譲るのは男性か女性か雪国の道路事情

昼休み、または勤務終了時の帰宅時間、オフィス街の歩道は横並びに歩くサラリーマンたちによって埋め尽くされます。
私自身会社勤めのOLなので、その場面に出くわす機会が多いと思うのですが、何故にあんなに横並びになって歩くのか?といつも疑問に感じています。
まるでその列から逸れたら出世街道緒から脱落するかの如くに、必死に歩く様は日本の児童教育の成果の表れなのでしょうか。
「列から逸れちゃいけませんよ」「列を乱さないで歩きなさい」と言った教育を受けてきた私たちにとって、列を乱すことは風紀を乱すことだと刷り込まれてしまったのかもしれません。

ただ単に、何か話に夢中になっているだけなのだと思うのですが、それにしても邪魔なんです、追い抜かせないんです。
いい大人が数人で、向かいから来る人の一人分のスペースすら開けずに歩いているわけですから、後ろを歩いている人のことなんて考えれるわけがないと諦めていました。
しかし、そんなこと思っているのは自分だけかと思いきや、今春に入社した女性社員が先日の飲み会の席で「○○さんたちはどうしていつも一列にならんで歩いているんですか」と酔っ払った勢いで質問していました。
いきなり本人に切り出すとは、なかなかのツワモノです。

言われた男性社員は「俺はしていないよ」と言っていましたが、他の女性社員も「いや、してるね」とかぶせてきました。
そーだそーだ、邪魔で歩きにくいんだよっ、と酔った勢いとは恐ろしいもので、係長、課長にも攻撃の手を緩めません。
そして「冬なんて女性ばっか道よけてるし」と不満は雪道にまで発展していきました。

私の住んでいる地域は雪国なので、冬になると積雪の多い時には本当に道幅が狭くなってしまいます。
そんな時期に道を譲るのはほぼ女性になります。
理由は女性がロングブーツを履いているから、狭いけもの道のような状態の時には女性が率先して横にそれて、男性に道を譲っているわけです。
積もった雪道に足を突っ込んで男性に道を譲るなんて雪国ならではなのか、道を譲ってもらえない女性だからなのかはわかりませんが、私のまわりのほとんどの女性は男性に雪道を譲ると言っています。
頑として男性側に道を譲る気配が皆無だから、女性が譲るしかありません。
男性からしてみれば、ブーツ履いているんだからと、そのくらい当たり前なのかもしれません。
しかし、その中でもすごい踵の高いブーツやピンヒールのブーツを履いている女性もたくさんいます。
そんな危険なブーツを履けるのは、ある程度の年齢層にはなってきますが、積雪が多くなるに従って転倒の危険性も高くなってきます。

雪が積っても雪かきせずにそのまま人々に踏みならされた道は、危険な凹凸が発生します。
まるで馬の背のように中央が盛り上がり、傾斜ができるのです。
しかもツルツルなので、横に逸れた際にうっかりツルっといってしまうことは多々あるのです。
私は以前会社でぎっくり腰を発症したのを機に、職場のロッカーに湿布薬を常備しています。みんなそれを知っているので、朝転倒して打ち身が時間とともに悪化してくると、私の元へ湿布を求めにやって来ます。
「今冬、初転びだよ」とか「昨日も転んだのに」とか、人それぞれの思いを私に告げて湿布を受け取っていきます。

「道を占領して歩くな」から「女に道譲ってもらって当たり前と思うな」まで発展した飲み会での席での大討論会でしたが、いまのところその成果を感じることはありません。
しかし先日、男性社員のひとりが歩道で自転車とぶつかるという出来事がありました。
持っていた鞄がぶっ飛び、男性も腕を痛めたようで必死に怪我アピールしていましたが「どうせまた横並びしていたからでしょ」とまわりの女性たちの目は冷たいものです。

こんな危険な目に合うこともあるんだと、少しは懲りてくれるといいのですが。
寒い季節はもうすぐそばまで迫っています。
今年もまた女性たちが男性のために、せっせと道を譲る長い冬がやってくるのです。
雪道の転倒にはくれぐれも気をつけたいものです。
christmas_illumination


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